埼玉労働局（久知良俊二局長）は９月11日、管内の５つの建設工事現場へ建設事業無災害表彰を伝達した。労災保険料額160万円以上の長期工事を休業災害なく終えた事業場を対象とするもので、「積み重ねた安全活動により工事を無災害で完了したことは他事業場の模範」と久知良局長が栄誉を称えた。

　表彰現場では、機械と人の分離や墜落・転落災害、第三者災害防止へ向けた徹底した安全確認などの取組みが無災害につながっている。同労働局管内では、建設業で昨年７件の死亡災害が発生していることから、成果を広く展開して安全衛生水準向上を図るとした。

（受賞者）
・さいたま市立病院旧病棟解体工事（鹿島建設関東支店）
・R3利根川右岸栗橋北堤防強化工事（河本工業）
・川越市役所本庁舎空調設備等改修工事（三建・埼設・初雁JV）
・大久保浄水場西部系沈でん池・ろ過池耐震補強・改造その3工事（ユーディケー・中原JV）
・（仮称）大宮桜木町1丁目計画（鹿島建設関東支店）