賃上げの流れ継続を 芳野会長ら三役は続投へ 連合 第18回定期大会
2023.10.17
【労働新聞 ニュース】
連合は10月5~6日、東京都内で第18回定期大会を開き、今後2年間の運動方針を決めた。賃金・労働諸条件の向上に関し、2023春季生活闘争や現下の情勢を踏まえ、引き続き人への投資と月例賃金の持続的な改善に取り組むとしている。
冒頭で挨拶した芳野友子会長は、「急性インフレを乗り越えるためには、賃上げが最も有効な解決策であることは明らか」などと語った(写真)。賃上げの流れを来年も再来年も継続する必要があると改めて強調した。
役員改選では、芳野会長、松浦昭彦会長代行、清水秀行事務局長ら三役の続投を正式に決定。もう1人の会長代行には石上千博・自治労中央執行委員長を選出している。
令和5年10月16日第3421号5面 掲載