【フォーカス】ダイセーセントレックス/残業規制の収入減少を補填 メンターなど役割に手当
2023.10.12
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
定着率上げ採用費減らす
食品・日用品のトラック輸送を行う㈱ダイセーセントレックス(愛知県弥富市、古川正和代表取締役社長、209人)は、時間外労働の上限規制適用によって起こるドライバーの収入減少を、個々の役割に応じた手当や報奨金で補う独自の制度を運用している。昨年11月にはメンター制度を導入。メンターに毎月5000円、担当した新人が1年勤続した場合に1万円を支給している。入社1年後の定着率は4~5割で推移していたが、導入後に入社し、メンターが付いた10人は1人も辞めていない。削減できた採用コストなどを原資として、残業代以外で稼ぐ方法を示していく。…
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令和5年10月16日第3421号15面 掲載