「賃金水準を向上させている」は36% 離職防止・定着対策で 介護労働実態調査
2023.10.18
【Web限定ニュース】
介護労働安定センターの「令和4年度 介護労働実態調査」によると、職場からの早期離職防止や定着促進のための取組みとして、「賃金水準を向上させている」と回答した事業所は36.3%だった。「キャリアに応じた給与体系を整備している」は30.5%となっている。
調査は全国1.8万事業所を対象に実施し、8708件の有効回答を得た。このうち、早期離職防止や定着促進に関しては、22項目の選択肢を設けたうえで、実施している施策について複数回答で尋ねたもの。1701事業所が回答している。
最も多かったのは「残業を少なくする、有給休暇を取りやすくするなどの労働条件の改善に取り組んでいる」の70.7%だった。僅差で…
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