【特集1】3D模型で作業手順説明 リスクを綿密に検討し安全確保へ 隔離空間は360度カメラが見守る/東京海上日動ビルディング本館・新館 地上解体 建設共同企業体(代表:竹中工務店東京本店)

2023.10.27 【安全スタッフ 特集】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 東京海上日動ビルディング本館・新館地上解体工事では、玉掛けやクレーン、作業台など作業を細分化し、リスクを抽出して安全な作業計画を立てるとともに、3Dモデルから作成したミニチュア模型を解体方法の検討や説明に活用し、部材の落下による労働災害と公衆災害の防止を徹底している。現場内では360度カメラを使った隔離空間の安全確認など、さまざまな技術を駆使した安全管理が進められている。

建物の3次元モデル(左)と再現模型(中央・右)

注目度高い都心の高層ビル解体

 東京・丸の内初の超高層ビルとして1974年に竣工した東京海上日動ビル本館を新館とともに建て替える工事が進められている。地上部の解体工事は、竹中工務店などゼネコン6社のJVにより2022年10月から開始。オフィス街の中心にある注目度の高い現場では、さまざまな技術が駆使されて、安全に細心の注意を払った工事が行われている。

 解体手順の検討には、図面から起こした3次元モデルと、3Dプリンターで作ったミニチュアの模型を活用する。…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2023年11月1日第2437号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。