テルモや旭化成のケースを紹介 好事例集を公表 経産省「人的資本コンソーシアム」

2023.10.19 【Web限定ニュース】
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 経済産業省が令和4年8月に設立した「人的資本コンソーシアム」は、経営戦略と連動した人材戦略の実践や人的資本情報の開示に関するベストプラクティスを取りまとめた「好事例集」を公表した。同コンソーシアムに参加している549社のうち、テルモ㈱や旭化成㈱など46社の取組みを収載している。

 テルモは、売上げの75%を海外が占めている。グローバルに展開しているビジネスを支える経営人材を育成するために、世界各国から選抜した約30人に対して1年間にわたるリーダーシップ研修を行っている。経営人材候補が配属される部長級を除く管理職層のポジションに関しては、すべて公募制とした。

 旭化成では、有価証券報告書のなかで、高度専門職の人数やラインポストと高度専門職における女性社員比率を開示している。

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