性の多様性配慮へ具体策を共有 埼玉県・情報交換会
2023.11.08
【労働新聞 ニュース】
埼玉県は、性の多様性に配慮した職場づくりを推進するため、企業向けの情報交換会を初めて開催した(写真)。県内企業17社が事例紹介や意見交換を行い、具体的な取組みの内容や進め方について知見を共有した。
事例紹介では、タクシー業のツルヤ交通㈱が登壇。制服のデザインを男女共通とした取組みなどを発表した。男女別となっていたトイレの女性用は残して男性用を男女共用とし、「誰でも」使いやすくしたという。
意見交換は、社内の理解や具体的な取組み内容など、課題別に3グループに分かれて行った。「声を挙げない当事者がいる前提」で対策を進める必要性を指摘する企業もあった。
令和5年11月6日第3423号3面 掲載