リスクアセス健診で指針 工学的措置不十分な場合実施 高リスク者と判断なら 厚労省
2023.11.10
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、「リスクアセスメント対象物健康診断に関するガイドライン」を策定した。自律的な化学物質管理の一環として、事業者がリスクアセスメントの結果に基づき、健康障害発生リスクが高いと判断された労働者に対して、健康障害発生リスクの程度・有害性の種類に応じた頻度で健康診断を実施するもの。工学的措置や保護具でのばく露の制御が不十分と判断される場合などに実施することが望ましいとしている。健診の費用は事業者負担とし、派遣労働者に関しては、派遣先事業者に実施義務があるため、派遣先事業者負担になる。
今回策定されたガイドラインは、…
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2023年11月15日第2438号 掲載