“脱炭素”対応へ社内大学を開設 岩谷産業
2023.11.15
【労働新聞 ニュース】
岩谷産業㈱(大阪府大阪市、間島寛代表取締役社長執行役員)は、グループ社員約1万人を対象に「イワタニ技術・保安大学」を開設した。ガスの基礎からカーボンニュートラル関連の知識までを、自発的かつ体系的に学んでもらうのが狙い。初年度は今春入社の約80人を含め100~200人程度を在籍者とする。
従来は部門別に教育に取り組んでいたが、全社的な研修体制を整えた。100を超える講座を段階的に受講する仕組みで、eラーニングによる「講習」、自社研究所での「実習」、OB・専門家による「講話」を行う。所要時間は1講座40分で、事後テストに合格すれば1単位を付与。取得単位数で初級・中級・上級と認定していくもので、上級修了の要件は105単位取得(70時間相当)としている。
令和5年11月13日第3424号5面 掲載