【フォーカス】ETSホールディングス/100年企業・カイゼン活動 紙ベースの業務一掃へ 電子化進めミス撲滅
2023.11.09
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
修正待ち時間はゼロに
電力会社から送電工事などを請け負う㈱ETSホールディングス(東京都豊島区、加藤慎章代表取締役社長、グループ計244人)では、紙ベースの業務の一掃をめざし、部署別のカイゼン活動を推進している。昨年、創業100周年を迎えるに当たり、「さらなる企業の成長には、業務の進め方の見直しが不可欠」と判断。複数の部署が、それぞれ定型業務の見直しに挑んだ。インフラ工事を担当する部署の事務部門では、協力会社から提出される請求書などに記載ミスが多く、修正待ちの「手待ち時間」が1件当たり3時間発生していたため、契約書などの書類を電子化した。記入時の要点をまとめた「案内状」を作成・提供することで、手待ちゼロを達成している。…
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令和5年11月13日第3424号15面 掲載