フォーク接触に注意 青果市場をパトロール 大田労基署

2023.11.10 【労働新聞 ニュース】
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 東京・大田労働基準監督署(吉清水信也署長)は、中央卸売市場大田市場における労働災害を防止するため、署長による安全パトロールを実施した。同労基署の管内で今年発生した死亡労働災害3件のうち、2件が大田市場内で発生している。

 荷動きが活発な青果部を中心に視察し、フォークリフトの接触事故防止策や、市場内の整理整頓状況を確認した(写真)。吉清水署長は視察後、「市場内は色々なしきたりなどがあり、変えていくのは簡単ではないと思うが、今後も継続的な取組みをしてほしい」と講評した。

 パトロール後は、市場内の事業者を対象に安全衛生説明会を開催。昨年の監督結果を踏まえ、フォークの激突を防ぐ取組みの徹底を求めた。

令和5年11月13日第3424号4面 掲載
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