建設業の新たな〝K〟は高齢化 世相を詠んだ川柳表彰 低住協・安全大会
2023.11.10
【安全スタッフ ニュース】
「建設業 新しい『K』は KOUREIKA」――。全国低層住宅労務安全協議会(川内一穀会長代行)は10月24日、四谷区民ホールで開催した令和5年度安全大会で、安全標語&ブラック川柳の大賞にケイミューホームテック㈱の諏訪部直仁さんの作品を選んだ。安全管理の面でも無視できない課題のひとつである、業界が直面している高齢化を反映した句となっている。
環境・安全対策部会の活動発表では、DXを活用して施工管理の効率化や安全パトロールの遠隔化などを図った事例を説明。業界全体の課題となっている人手不足や長時間労働対策、若手社員の教育などに効果を挙げた結果が報告された。川内会長代行は「朝、元気に家を出た人が無言で帰宅することは絶対にあってはならない。大会を機に安全への思いを新たに、職人の安全をいかに守るかに注力して邁進していただきたい」と労働災害防止の一層の取組みを求めた。
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