中小・人材確保対策 募集賃金引上げ最重要視が26% JILPT調べ
2023.11.22
【労働新聞 ニュース】
労働政策研究・研修機構(=JILPT、藤村博之理事長)が中小企業と大企業合わせて約4000社に実施した調査によると、中小企業が人材確保のために最も重視している取組みは「求人募集時の賃金引上げ」だった。一方、大企業は「新卒採用手段の多様化」となっている。
人材確保のために重視している取組みを上位3位まで尋ねたところ、中小企業が第1位に挙げた取組みは、「求人募集時の賃金引上げ」26.2%が最も多かった。次に、「中途採用手段の多様化」18.9%、「求人募集時の賃金以外の労働条件改善」12.1%などと続いている。
調査は、昨年9~11月に実施した。
令和5年11月20日第3425号3面 掲載