【フォーカス】島野精機株式会社/精神・知的障害者雇用 シニアに続く労働力へ 就労意欲高まる仕事を
2023.11.16
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
「役に立てた」実感与える
輸送用機械器具製造業の島野精機㈱(島野裕久代表取締役社長、埼玉県比企郡滑川町、196人)は、2018~22年の5年間で6人の精神・知的障害者を地域の就労支援センターの紹介で採用した。業務の切出しにおいては、障害者の就労意欲を高めることを重視。「人目に付き、役に立った実感が得られる」、「立ちっぱなしにならない」、「1年以上毎日継続できる」といった点を意識して、敷地内の清掃や草むしりではなく、金属製品の検査・洗浄を任せた。取組みの背景には、シニア人材の獲得競争が激化したこともある。障害者は今や「欠かせない労働力」として活躍している。…
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令和5年11月20日第3425号15面 掲載