未手続一掃へ会議 収納率は過去最高記録 全国労保連
2023.11.28
【労働新聞 ニュース】
全国労働保険事務組合連合会(=全国労保連、岡部正治会長)は11月15日、全国労働保険未手続事業一掃会議を開いた。同会議は11月の「労働保険未手続事業一掃強化期間」に合わせて開催したもので、一掃活動のさらなる推進、労働保険制度や労働保険事務組合制度の周知・啓発を目的としている。
来賓のあいさつに立った厚生労働省の鈴木英二郎労働基準局長(写真)は、人口減少が加速するわが国においては、働き方改革や多様な働き方の推進とともに、「労働者のセーフティーネットとしての労働保険制度がしっかりと運営されることが極めて重要になっている」と指摘。
そのような状況下で、全国労保連の日頃の活動の積み重ねもあり、「令和4年度の労働保険料の収納率は99.1%と、過去最高を記録した」と強調している。
令和5年11月27日第3426号3面 掲載