作業環境確認を 在宅勤務中の疾病防ぐ 東京・港地区安全大会

2023.11.24 【労働新聞 ニュース】
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 東京・三田労働基準協会、港地域産業保健センターなど7団体は、今年度の「港地区健康と安全推進大会」を開催した。東京産業保健総合支援センターの内田和彦相談員が登壇し、働き方の変化に応じた産業保健活動について特別講演を行った(写真)。

 内田相談員は、在宅勤務には労働者のパフォーマンス(生産性)とウェルビーイング(幸福感)の両方を下げる要因が潜んでいると指摘。たとえば、テレワーク時にPC作業に適さない椅子を使っていた場合、作業効率が落ちたり、腰痛が発生したりすることが考えられる。厚生労働省のチェックリストを活用し、自宅の作業環境の状況報告を求め、助言を行うなどの対応を勧めた。

令和5年11月27日第3426号4面 掲載
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