【フォーカス】ポーラ/育休促進対策 ジェンダーバイアス打破へ研修 男性の取得を後押し

2023.11.24 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
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「3カ月以上」なら手当も

 ㈱ポーラ(東京都品川区、及川美紀代表取締役社長、1313人)では、育児休業の取得率を男女ともに100%とする目標を掲げ、ジェンダーバイアス(男女の役割について無意識に固定的な観念を持つこと)の打破に向けた研修の開催や相談体制の拡充に取り組んだ。研修は、社員が「育児休業を取ってほしい妻」や「取りたくない夫」などになりきってロールプレイングを行うもの。ベテラン層の男性社員が「妻役を演じるなかで、育児に関する今日的な問題点を考えるようになった」――などの効果があり、とくに男性育休の普及に役立った。今年7月には、3カ月以上の育休取得を奨励する目的で、手当の新設を図っている。…

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令和5年11月27日第3426号15面 掲載
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