爆発・火災による死亡災害が多発 対策強化へ緊急要請 敦賀労基署
2023.11.24
【安全スタッフ ニュース】
福井・敦賀労働基準監督署は、爆発・火災などを原因とする死亡災害の撲滅について、福井県労働基準協会嶺南支部長などへ対策推進の協力を要請した。管内では今年、過去10年で最多となる4人の死亡災害があり、倉庫内での溶接作業中に発生した火災や、木材チップの乾燥工程での爆発など爆発・火災も多発している。
要請では、可燃性の粉じんや引火性の物などの危険物がある場所での点火源となる機械の使用禁止のほか、経営トップによる率先した死亡災害撲滅宣言、不安全状態や不安全な作業手順の洗い出しなどを求めた。「爆発・火災は労働者の命と会社の財産を一瞬で奪い去ります」と警鐘を鳴らしている。
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