「心の病」 20代が過去最高に 出社回帰の変化要因か 日本生産性本部調べ
2023.12.13
【安全スタッフ ニュース】
(公財)日本生産性本部のメンタル・ヘルス研究所が行ったアンケート調査で、「心の病」が「増加傾向」と回答した企業が急伸するとともに、「心の病」が最も多い年齢層を「10~20代」とする企業が過去最多になっていることが分かった。調査開始以来、初めて「30代」を上回り、「心の病」が最も多い世代になったという。背景については、コロナ禍で入社した若年層がテレワークなどで対人関係や仕事のスキルを十分に積み上げられないなか、コロナ禍後の出社回帰の変化が大きなストレスになったと考えられるとしている。
アンケート調査は、今年7月7日~9月4日、新興市場を除く上場企業(東証など)に実施したもの。同調査は、…
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2023年12月15日第2440号 掲載