【スポット】年末年始 頻度増える脚立作業に注意 機械の非定常作業も危険チェックを/埼玉労働局
2023.12.26
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
埼玉労働局は、業務繁忙期や工事の輻輳などにより労働災害が発生しやすい年末年始を捉えた無災害運動を展開している。職場・業種問わず同時期に発生しやすい危険として、脚立や踏み台からの転落、通路での転倒、非定常作業など5つを例示。業界団体などに協力を要請し、職場での総点検を行うよう求めた。
業種共通の危険5つを例示
年末年始時期は、事業場が一斉に操業を停止・開始することにより、大掃除や点検などの非定常作業や荷物を取扱い作業の増加、建設工事の輻輳など、普段の業務とは異なる状況が想定される。埼玉労働局では、この時期を捉えた無災害運動を開始するとともに、新たに作成したチェックリストで職場に潜む危険の確認を促している。
確認箇所として挙げたのは、「転倒」「腰痛」「脚立作業時」「非定常作業時」「交通事故」の5つ。いずれも職場・業種を問わず共通性の高い危険であるとしている。
脚立作業では、…
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2024年1月1日第2441号 掲載