前年から人件費上昇の企業7割 東商調査
2023.12.27
【労働新聞 ニュース】
東京商工会議所(小林健会頭)が東京23区内の中小・小規模企業1429社に実施した経営課題に関するアンケート調査によると、今年1~9月の労務費・人件費が前年同期から上昇したとする企業の割合は67.5%だった。上昇率については、「30%以上」と答えた企業が3.2%、「20%以上30%未満」が10.1%、「10%以上20%未満」が54.2%だった。
人員の過不足状況については、「不足」と回答した企業が全体の6割を占めた。前年調査から11.5ポイント伸びている。実施している人員不足への対応策を複数回答で聞くと、「正社員の採用」が最も多く、78.6%に上った。
令和5年12月25日第3430号3面 掲載