ドラレコにAI搭載 危険運転の未然防止へ 千葉労働局・パト
2023.12.26
【労働新聞 ニュース】
千葉労働局(岩野剛局長)は、年末年始の労働災害撲滅に向け、千葉労働基準監督署(市倉健人署長)と合同で、倉庫業のイオンネクスト㈱誉田顧客フルフィルメントセンター(千葉市)への安全パトロールを実施した。交通災害防止策など、トラック運転者の安全への取組み状況を視察した(写真)。
同社はドライブレコーダーに、AIを搭載した安全運行システムを導入した。AIが運転者の映像を解析し、わき見運転などの危険運転がみられた場合、アラートにより警告する。運転状況は管理者に共有され、個人に応じた運転技術や安全管理の指導につなげているという。市倉署長は、「データの収集などで安全体制を進化させている」と講評した。
令和5年12月25日第3430号4面 掲載