ジョブ型雇用、職務基準の人事制度まとめ【2023年7~12月】職務要素含む体系に コシダカグループ/管理職層を職務基準に ネットワンシステムズ ほか
『労働新聞』で配信したニュース記事の中から、2023年7月3日号~12月25日号で公開したジョブ型雇用、職務基準の人事制度をまとめてご紹介します。
職務要素含む体系に 9月から新人事制度 コシダカグループ
全国にカラオケボックス「まねきねこ」をチェーン展開する㈱コシダカホールディングス(群馬県前橋市、腰髙博代表取締役社長)は、9月にグループの人事制度を改めて職務要素を加味した等級体系を採用し、評価制度を見直す。
役割・職務給 6割強が非管理職に採用 脱年功の動き続く 生産性本部
日本生産性本部(茂木友三郎会長)は、2022年度に実施した生産性に関連する調査や研究成果を網羅する「生産性年次報告」を初めて取りまとめた。
管理職層を職務基準に 専門職含め7階層で ネットワンシステムズ
IT大手のネットワンシステムズ㈱(東京都千代田区、竹下隆史代表取締役 社長執行役員)は、管理職層に対してポジションを基準に処遇する新人事制度を導入した。専門職を含めて組織に必要なポジションを定義し、役割の大きさで7段階に区分したもので、それぞれに見合う実力を持つ人材を任用していく。
500ポストを全5等級で格付け 管理職は職務基準に 群馬銀行・来年6月に新制度
㈱群馬銀行(群馬県前橋市、深井彰彦頭取)は、来年6月に人事制度を改定し、管理職層に職務基準の仕組みを採用する。現在500人いる管理監督者のポジションを職務評価し、全5等級に格付ける。
成長実感確保へ等級細分化 行動面5要素で定義 カクヤス
㈱カクヤスグループ(東京都北区、佐藤順一代表取締役会長)は、10月からグループ3社の人事制度を改定して月額で平均7%のベースアップを行うとともに、選択型の65歳定年制を導入する。
「ジョブ型」移行状況 4割強が慎重に検討中 一部でも導入は2割 能率協会
日本能率協会(中村正己会長)が4000社の人事部門責任者に実施した調査によると、人事・評価・処遇制度を抜本的に見直し済み、あるいは1~2年以内に予定している割合が7割に上った。
管理職登用に自律的育成制 12科目を最短1年で アドバンテスト
半導体製造装置大手の㈱アドバンテスト(東京都千代田区、吉田芳明代表取締役兼執行役員社長)は、管理職候補の育成・登用制度「マネジメントプログラム1(MP―1)」を導入した。