違法残業で病院送検 過労自殺の労災認定も 西宮労基署
2024.01.15
【労働新聞 ニュース】
兵庫・西宮労働基準監督署(高石康子署長)は、医師1人を36協定で定めた限度時間を超えて働かせたとして、公益財団法人甲南会(兵庫県神戸市)と同法人の代表理事および労務管理担当者の計1法人2人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで神戸地検に書類送検した。同医師は同法人の運営する医療センターに勤務していたが、令和4年5月に自殺している。遺族の告訴を端緒に違反が発覚した。
同法人は同年4月に、月113時間56分の時間外労働を行わせた疑い。…
【令和5年12月19日送検】
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和6年1月15日第3432号4面 掲載