「労務費指針」を反映 年度内に振興基準改正へ 中企庁
2024.02.05
【労働新聞 ニュース】
中小企業庁は、労務費や原材料費、エネルギーコストの価格転嫁をさらに後押しするため、振興基準を改定する。政府と公正取引委員会が昨年11月末に公表した「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」(転嫁指針)に沿った行動を企業に求める。今年3月中に改定する見込み。
振興基準は、下請中小企業振興法に基づき、取引の一般的な基準を定めているもの。振興基準で示した事項の遵守状況に応じて、各事業者の所管省庁大臣が指導・助言を行っている。
改定後の振興基準では、…
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令和6年2月5日第3435号3面 掲載