付加価値高い派遣を 水町教授が事業課題示す BPO協会・講演会

2024.02.06 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 製造系派遣・請負事業者などが加盟する日本BPO協会(清水竜一会長)は1月24日、東京都内の明治記念館で新春講演会・賀詞交換会を開いた。講演会では講師として、東京大学社会科学研究所の水町勇一郎教授を招いている(写真)。水町教授は、AIによる人材マッチング事業が発達していくなかで、派遣・請負業者はより付加価値の高いサービスを提供する必要があると話した。

 派遣・請負事業の課題としては、①AIの発達などデジタル化への対応、②職務給への対応、③副業・兼業など働き方の多様化への対応――の3つを挙げた。

 デジタル化については、派遣事業や職業紹介事業の大部分がAIに取って代わられる可能性を指摘。AIによる単純な人材マッチングと差を付けるため、求職者一人ひとりに必要な訓練をアドバイスし、価値の高い人材として育成したうえで派遣することが重要としている。

令和6年2月5日第3435号3面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。