9割が通勤実費支給 派遣の労使協定を調査 厚労省
2024.02.09
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、労働者派遣事業報告書に添付された労使協定書の賃金などの記載状況をまとめた。令和5年6月1日時点で有効な協定書を集計したところ、派遣労働者への通勤手当の支払い方法として実費支給を選択する事業所割合が前年度比で上昇し、9割を上回った。待遇の決定方式では、統計調査結果を踏まえて労使協定により待遇を決める「労使協定方式」を選択する事業所が9割近くに上っている。
集計は、派遣法第23条によって派遣元に提出を求めている労働者派遣事業報告書と、同報告書に添付された労使協定書から、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和6年2月12日第3436号1面 掲載