社外取締役の質アップへリーフ 経産省
2024.02.21
【労働新聞 ニュース】
経済産業省と金融庁、東京証券取引所は共同で、社外取締役が果たすべき責務や役割、必要となる知識などをまとめたリーフレットを作成した。企業を通じて新任社外取締役などに配布してもらい、社外取締役としての質の向上につなげるのが狙い。
期待される役割には、独立した客観的な立場から、経営の監督や改善に向けた助言を行うことを挙げた。就任時に会社側と協議し、自らの役割・責務を明確に認識しておくことを促している。
役割を果たすためには、会計や法務など、経営に関する基礎的な知識の習得が必要とした。社内外の研修を活用し、継続的に知識やスキルの向上に努めるよう求めた。
令和6年2月19日第3437号3面 掲載