個人カルテでスキルを管理 BPO協会・セミナー
2024.02.10
【労働新聞 ニュース】
製造系派遣・請負事業者などが加盟する日本BPO協会(清水竜一会長)は、「製造請負優良適正事業者認定制度」(GJ認定制度)事業の一環として、オンラインセミナーを開催した。適正な雇用管理体制を整えている請負事業者として認定を受けた東洋ワーク㈱が、請負労働者のスキルなどを記載した「個人カルテ」による管理方法を紹介している(写真)。
同社では、請負現場で働くスタッフ一人ひとりの「カルテ」を作成し、保有スキルのほか、キャリアに関する相談内容、その時採った対応などの履歴を記録している。現場の管理者がカルテを活用することで、他の請負現場からスタッフが移動して来たり、管理者が入れ替わっても、情報を共有できるようにしている。
令和6年2月19日第3437号3面 掲載