【特集1】フォークリフトのルール違反ゼロへ 曲がり角では必ず一時停止を 安全強化運動で無事故1000日達成/ダイワコーポレーション
2024.02.27
【安全スタッフ 特集】
㈱ダイワコーポレーション(本社:東京都品川区)では、5年前からフォークリフト事故撲滅を目指して安全強化運動を展開している。社内ルールに違反した操作をなくすことを目的に、荷物運搬中の急旋回禁止や曲がり角での一時停止など24項目の注意事項を設定し、操作者が順守を宣誓。各拠点で選任した安全強化委員が推進役となり、危険予知トレーニングや注意箇所の可視化などに取り組んだ。活動5年目には無事故1000日を達成する営業所が出るなど、継続した活動が成果を出している。
効率を求めるあまり不安全に
東京・神奈川・埼玉・千葉に物流センターを持ち、物流業務委託、通販物流・発送代行を手掛ける同社。倉庫内作業の多くはフォークリフトを使った荷の取扱いで、品質マネジメントシステムの国際規格(ISO9001)を取得し、安全を含めたサービスの品質向上に力を入れてきた。
フォークリフトに関連する事故防止に本腰を入れたのは約5年前。当時、社内でフォークリフト作業中の物損事故報告が目立ち始めたことがきっかけだった。全社的にフォークリフトの事故防止には努めていたが、営業所によって取組内容に温度差があり、違反操作によるヒヤリハットで休業災害に至る可能性も否定できない。そこで…
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2024年3月1日第2445号 掲載