専門実践訓練要件を緩和へ 厚労省・雇用保険
2024.03.19
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、雇用保険制度に基づく専門実践教育訓練給付の対象である「第四次産業革命スキル習得講座」について、指定対象講座の要件を緩和する。対象講座を従来の「ITスキル標準レベル4相当」から「同レベル3以上」に広げる。4月から指定講座を募り、10月から開講する予定。
同給付は、3種類ある教育訓練給付のうちの1つ。労働者の中長期的キャリア形成に資する専門・実践的な訓練講座の受講に対し、費用の50%を支給している。さらに一定の要件を満たせば費用の20%を追加支給する。
令和6年3月18日第3441号1面 掲載