“真の睡眠”5時間半 運転者を10日間調査 秋田産保センター
2024.03.27
【労働新聞 ニュース】
秋田産業保健総合支援センター(佐藤家隆所長)は、トラック運転者の健康起因事故防止に向け、県内のドライバー109人に行った睡眠調査の結果を公表した。医学的に「本当に眠っている時間」が、平日で平均5時間21分に留まり、睡眠不足に陥っている状況が明らかになった。原因が長距離運転による生活習慣の乱れや、運転中の過度な眠気防止策などにあるとして、改善を呼び掛けている。
調査はドライバーに睡眠測定用の機器を連続10日間装着し、睡眠状態を測定した。平日の「布団に入っている時間」は平均で7時間3分と7時間を超えたものの、…
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令和6年3月25日第3442号4面 掲載