【特集2】危険源発見し「気づきの報告」 現場環境改善へ情報共有図る 一人KYで危険感受性向上も/前田建設工業 女川原子力作業所
2024.04.10
【安全スタッフ 特集】
前田建設工業㈱が行う「女川原子力発電所安全対策工事」では、作業員一人ひとりの危険感受性を高める取組みに力を入れている。とくに危険源やリスク、改善箇所に気が付いたときは、すぐに用紙に書き留める「気づきの報告」という活動を積極的に実施。危険箇所の情報共有につながり、注意喚起や現場環境改善に役立っているという。また、「危険と不安全行動発見シート」を活用した一人KYを実施する一方、タブレットを使ってデジタル技術を最大限生かす取組みを推進。過去の災害を忘れないための「災害事例備忘録」、安全パトロール結果の可視化などリスク低減に向けた施策を展開している。
不具合箇所をランダムに書き込み
前田建設工業では「女川原子力発電所安全対策工事」を2012年から行っている。現場では津波対策工事、耐震補強工事を中心に進めており、それぞれの工事に所長を置く体制を取る。工事を進めるに当たって、新型コロナウイルスの影響や最大作業員300人と職員100人の大規模な人員、他社作業との輻輳、昼夜作業などさまざまな課題に直面した。こうした背景から、デジタル技術を最大限活用するとともに、一人ひとりの危険感受性を高める取組みに力を入れた安全対策を推進した。
同現場で活発に行われている活動として「気づきの報告」が挙げられる。「危険と不安全行動発見シート」という、…
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2024年4月15日第2448号 掲載