建設、運転業務上限順守徹底へ 過労死大綱案
2024.04.12
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、「過労死等の防止のための対策に関する大綱」(素案)を取りまとめた。国が重点的に取り組む対策として、今年4月から開始した工作物の建設の事業、自動車運転の業務などへの時間外労働の上限規制適用について順守徹底を図ることを盛り込んでいる。建設業の労働者や、自動車運転者の長時間労働の背景には、短い工期の設定や、荷積み、荷下ろしのための長時間の待機など取引慣行上の課題がみられるため、施主や荷主といった取引関係者などに対する理解と協力を呼び掛けるなど幅広く周知するとした。
過労死などを発生させた企業に対する再発防止対策も追加。過労死などを発生させた事業場に関しては、これまでも…
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2024年4月15日第2448号 掲載