男性の育休取得4割 期間は1~3カ月が最多 東京都調査
2024.04.23
【労働新聞 ニュース】
東京都が2500事業所に実施した「令和5年度男女雇用平等参画状況調査」によると、男性従業員の育児休業取得率は38.9%で、前年の26.2%から10ポイント以上上昇した。取得期間は「1~3カ月未満」が最も多く、32.4%となっている。
女性従業員の育休取得率は、92.9%だった。取得期間は「6カ月~1年未満」が最多の34.0%で、次いで「1年~1年6カ月未満」22.6%、「1年」21.2%と続いている。男性の取得期間については、1カ月未満が計28.1%に上り、1~3カ月未満と合わせて6割が3カ月未満だった。6カ月以上は計18.1%に留まる。
男性の育休取得に当たっての課題を複数回答で聞くと、最も多いのは「代替要員の確保が困難」で、73.2%を占めている。
令和6年4月22日第3446号3面 掲載