発注者の措置新設 トンネル災害指針を改正 厚労省
2024.04.19
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、山岳トンネル工事の掘削最先端箇所(切羽)から岩石が落下する「肌落ち災害」が頻発していることから、同災害の防止対策に関するガイドラインを改正した。発注者の講ずべき措置を新設し、その内容として、設計段階において適切な支保部材の選定や、垂直面へのコンクリート吹付(鏡吹付け)の実施を設計図書に記載することなどを盛り込んだ。
改正ガイドラインでは新たに、山岳トンネル工事の…
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令和6年4月22日第3446号1面 掲載