コンベヤーで災害が多発 安衛則の順守徹底を 北大阪労基署

2024.04.24 【安全スタッフ ニュース】
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 北大阪労働基準監督署は、ベルトコンベヤーやチェーン駆動部に作業者が巻き込まれる災害が多発しているとして、事業場に注意喚起をしている。

 昨年度中には、清掃作業中に駆動しているベルトコンベヤーのベルトと回転部に巻き込まれる災害、コンベヤーの駆動モーターのチェーンに腕を巻き込まれる災害など、死亡や腕の切断につながる重篤な事例も起きている。

 労働安全衛生規則では、プーリーやベルトなど危険を及ぼす恐れのある部分には覆いや囲いなどを設けるよう定めているほか、身体の一部が巻き込まれるおそれのあるコンベヤーには非常停止装置を備えることを義務付けている。

 災害はこうした基本的な措置が講じられずに発生しているとして、リーフレットで災害事例を周知するとともに規則の順守を呼びかけている。

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