大手製造業者を送検 全国での是正勧告受け 大阪労働局・かとく
2024.05.01
【労働新聞 ニュース】
大阪労働局(荒木祥一局長)の過重労働撲滅特別対策班(かとく)は、労働者3人に36協定を超える違法な時間外労働(休日労働含む)を行わせたとして、全国で業務用冷凍・冷蔵庫の製造販売業を営むフクシマガリレイ㈱(大阪府大阪市西淀川区)と同社役員2人を、労働基準法第32条(労働時間)および第36条(時間外および休日の労働)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。労働時間関連の違反が全国の多数店舗でみられており、複数の労働基準監督署が是正勧告を行っていたことを重くみて、かとくが捜査するに至っている。
立件対象は、違反を確実に確認できた1店舗3人に絞っている。労働者1人はシステムの保守を担当し、…
【令和6年3月27日送検】
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令和6年5月6日第3447号4面 掲載