経営課題で最多は「人材の強化」 能率協会調査
2024.05.01
【労働新聞 ニュース】
日本能率協会(中村正己会長)は、昨年11~12月に実施した「当面する企業経営課題に関する調査」の結果を明らかにした。企業経営者に現在の経営課題を上位3つまで聞いたところ、最も多かったのは「人材の強化(採用・育成・多様化への対応)」で、48.9%に上った。前年からは7.8ポイント増加し、前回調査で最多だった「収益率の向上」を上回っている。
調査では、「現在」、「3年後」の上位3つの課題と、「5年後」の最重要課題を尋ねている。「5年後」では、全体の15.3%が人材の強化を最重要課題に位置付け、最多となっている。
令和6年5月6日第3447号3面 掲載