【フォーカス】三谷産業/上限規制対応 1年前倒しで720時間達成 毎月の成果管理徹底

2024.05.02 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
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年20時間ずつ短縮進め

 三谷産業㈱(石川県金沢市、三谷忠照代表取締役社長、連結3,606人)は、今年4月からの上限規制適用に備え、過去5年間かけて時間外労働の段階的削減を進めてきた。当初は限度時間を年820時間と定める36協定を結んでいたが、時間管理の徹底などの施策を通じ、年20時間ずつ短縮している。全社員に翌月の労働時間数を計画・申告させたうえで実態との乖離を抑制しているほか、時間外申請はパソコンのログを基準に管理。休日確保へ向けて、完工後に1週間の休暇を付与するなどの取組みにも着手し、2023年度には年720時間以内を達成した。…

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令和6年5月13日第3448号15面 掲載
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