【ズームアップ】洗剤使用時は適切な保護具を ビル清掃業者へ化学物質対応教える/アムテック
2024.05.10
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
化学物質の自律的管理の本格施行により、対象物質を含む製品の使用場所でも正しいリスク管理が必要になった。清掃作業の現場では、洗剤販売会社の㈱アムテックが顧客のビルメンテナンス業者向けに化学物質管理に関する講習を開催。SDS(安全データシート)の読み方、リスク低減のための適切な保護具の着用などのポイントを説明した。トイレ清掃などで洗剤を取り扱う際には、作業者へ防護策を正しく伝えることが重要としている。
対象拡大に備えて今から準備を
改正労働安全衛生規則の施行で、リスクアセスメント対象物を製造、取扱う事業場で、ラベル・SDSによる危険有害性の通知、リスクアセスメント結果に基づくばく露低減措置を実施するなど、事業者は化学物質の自律的管理を行わなければならなくなった。対象物は2026年までに約2900に拡大し、以降も追加が予定されている。
ビルメンテナンスの現場では、化学物質を含む洗剤を日常的に使用する。業務用洗剤の輸入販売を行う㈱アムテック(本社=東京都渋谷区)では、自社商品を取扱う業者を対象としたトイレメンテナンス講習会のなかで、自律的な化学物質管理について改正則に対応するポイントを紹介し…
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2024年5月15日第2450号 掲載