熱中症パトを初実施 昨年死傷者が過去最高で 東京労働局
2024.05.17
【労働新聞 ニュース】
東京労働局(美濃芳郎局長)は、都内における昨年の熱中症による休業4日以上の死傷者数が過去最多の110人に上ったことを受け、熱中症対策を強化する。とくに災害発生件数の多い建設業への対策として、5月下旬には大規模工事現場に対して熱中症予防の状況を重点的に確認するパトロールを初めて行う。
昨年の熱中症による休業4日以上の死傷者数は、前年から62%増加している。死亡者数は5人で横ばい。業種別の死傷者数は、最も多い建設業で24人、次いで警備業が23人だった。月別では、…
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令和6年5月20日第3449号3面 掲載