【特集2】かるたで学ぶ 建設工事の安全管理 注意点を身に付けるツールに/土木学会
2024.05.28
【安全スタッフ 特集】
(公社)土木学会(田中茂義会長)は、建設業の安全教育ツールとして「建設工事安全かるた」を刊行した。指差呼称・危険予知・声掛けなどの安全活動、重機との接触・つり荷の落下・感電などの安全管理上の注意点や現場の危険場面などを全44枚の札にまとめており、工事関係者への注意喚起や安全大会などでの教育に活用できる。英語翻訳版も製作し、外国人労働者の育成などにも幅広く使える教材となっている。
イラスト入りで理解しやすく
土木学会は、建設業、教育・研究機関、行政機関など約3万9000人を会員に持つ学術団体で、公益事業として、土木工学に関する調査研究や講演、評価事業などを実施している。学会内には50を超える委員会を持ち、その一つである安全問題研究委員会土木工事安全小委員会では、労働災害や事故の低減を目的として、それらの実態把握、今後の安全対策のありかた、安全教育のありかた、健康で働きがいのある作業環境などについて議論を行っている。
今回、安全教材として製作した「建設工事安全かるた」は、…
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2024年6月1日第2451号 掲載