旅券管理契約は無効 公序良俗反すると判断 横浜地裁
2024.05.24
【労働新聞 ニュース】
使用者による外国人労働者のパスポート管理などが争点となった裁判で、横浜地方裁判所(眞鍋美穂子裁判長)は労使間で締結されたパスポートの管理契約を無効と判断した。公序良俗に反するとして、使用者に再発行料と慰謝料計22万6000円の支払いを命じている。
裁判は神奈川県内の行政書士事務所で働いていた外国人労働者が起こした。労働者は令和元年5月8日に同事務所との間で期間を1年間とするアルバイト労働契約とともに、「パスポートの管理に関する契約書」を交わした。管理契約によると…
【令和6年4月25日、横浜地裁判決】
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令和6年5月27日第3450号2面 掲載