雇用保険の適用拡大 「週10時間以上」労働者に 改正法成立

2024.05.31 【労働新聞 ニュース】
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 雇用保険の適用対象者の拡大を盛り込んだ改正雇用保険法などがこのほど、参院本会議で可決、成立した。週所定労働時間に関する被保険者の要件について、従来の「20時間以上」から「10時間以上」に変更する。リスキリングの支援策も充実させる。自己都合により退職した者が一定の教育訓練を受けた場合「給付制限」が解除され、すぐに基本手当を受給できるようになる。自己都合離職者への給付制限は、通達改正により原則2カ月から1カ月に短縮する。施行日は、訓練受講者の給付制限解除が令和7年4月1日、雇用保険の適用拡大が10年10月1日。

 リスキリング関連ではそのほか、教育訓練給付金の給付率を従来の最大70%から同80%に引き上げる。被保険者が教育訓練の受講を目的として休暇を取得した際、…

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令和6年6月3日第3451号1面 掲載
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