通院用に月1の特休 “働きながら治療”を支援 カンロ
2024.06.10
【労働新聞 ニュース】
菓子製造業のカンロ㈱(東京都新宿区、村田哲也代表取締役社長)は、がん治療と不妊治療の通院に利用できる「治療休暇」を月に1回、特別有給休暇として付与する。既存の病気欠勤制度や積立年休制度が長期の療養を対象としているのに対し、継続的な治療と仕事の両立支援を目的に新設した。
2022年に非正規雇用を含む全社員(755人、回答率53.4%)を対象に社内調査を実施したところ、健康維持や治療との両立に必要だと思う制度や取組みについて、治療経験者の48.1%が「休暇制度」と答えていた。
治療休暇の利用対象はがん治療と不妊治療に限定したが、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和6年6月10日第3452号5面 掲載