死亡者755人で過去最少に 労災発生状況を公表 厚労省
2024.06.11
【安全スタッフ ニュース】
死傷者は3年連続の増加
厚生労働省は、令和5年の労働災害発生状況の確定値を公表した。死亡災害が前年比19人減の755人となり、過去最少を更新している。重点業種別にみると、建設業の死亡者数が前年比58人減の223人と大幅に減少したほか、製造業が前年比2人減の138人と微減した。その一方で、陸上貨物運送事業が同20人増の110人と増加している。休業4日以上の死傷災害は、前年比2.3%増の13万5371人となり3年連続の増加となった。業種別では、製造業、商業、保健衛生業が上位3業種を占めた。事故の型別で最も多かったのが「転倒」で、右肩上がりで増加している。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
2024年6月15日第2452号 掲載