教育状況の再確認を 経験3年未満で労災多発 岡山労働局・製造業向けリーフ
2024.06.26
【労働新聞 ニュース】
経験が浅い労働者に対する教育の定着状況の再確認を――岡山労働局(森實久美子局長)は、機械・金属製品製造業での労働災害防止に向けたリーフレットを作成し、管内事業場へ対策を呼び掛けている。今年5月末までに同業種で発生した休業4日以上の労災は86件に上り、過去5年間で最多となった。経験年数が3年未満の労働者による労災が、約半数の46件(53%)を占めている。
リーフでは、労働者を初めての作業に就かせる場合、身に着くまで繰り返し教育するよう求めた。教育の定着状況を確認し、定常作業であっても危険が潜んでいないか再点検するべきと促している。
令和元~5年に機械・金属製品製造業で発生した労災は…
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令和6年6月24日第3454号4面 掲載