賃金上昇で追加給付 専門実践訓練見直し 雇保則改正
2024.06.28
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、教育訓練給付の拡充を盛り込んだ雇用保険法施行規則等改正案を労働政策審議会雇用保険部会に示し、「おおむね妥当」とされた。専門実践教育訓練給付金の対象となる講座の受講前後で賃金が5%以上上昇した場合、追加給付として給付率を10%上乗せする。それに伴い、現行制度において70%だった最大給付率は80%となる。支給額の上限は年間64万円。施行日は今年10月1日。
同給付金は、…
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令和6年7月1日第3455号1面 掲載