技術者の残業半減 “新職種”導入効果を報告 建設ディレクター協会
2024.07.01
【労働新聞 ニュース】
建設業の現場技術者を遠隔で支援する新職種「建設ディレクター」の普及を推進する建設ディレクター協会(新井恭子理事長)が、導入企業の成果報告会を開いた(写真)。導入企業は主に事務員などに同協会の育成講座を受講させ、図面管理やICT施工業務の一部まで職域を拡大することで、技術者の残業時間削減を図っている。
伊田テクノス㈱(埼玉県東松山市)は、同職種の導入により、受注後3カ月間に発生する技術者の残業時間を97時間(50%)削減したと発表した。藤原工業㈱(北海道幕別町)は、…
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令和6年7月1日第3455号5面 掲載